環境・風土

みかん職人武田屋の畑は、瀬戸内海西南部の御荘湾や宿毛湾に面した地域にあります。
風光明媚な海と山の景色、温暖な気候で、みかんもすくすく育っています。

■南レク

足摺宇和海国立公園の美しい大自然の中の観光レジャーゾーン。水(海)と緑をテーマに7つのエリアに分けられています。その中では、自然公園やレクリエーション施設が点在しています。

御荘湾の見渡せる畑から見える、お天気のいい日の風景。湾では名産の真珠、牡蠣などが養殖されています。 高台に上って湾を見下ろします。少し小雨の日でもこれくらいの眺望で見ることができます。

「環境保全型農業」を目指して

■海と山の恵みに支えられた町・御荘町を守りたい
御荘地区がある南宇和郡は、全国でも有数の真珠やカキの産地です。最近は、赤潮の発生などで海の生態系の危機が叫ばれています。年間降雨量が2500㎜という雨の多いこの御荘地域では、山の斜面が急で降った雨水はすぐに海に注ぎ込んでいきます。こういう土地は酸切れがよく、みかん栽培には最適なのですが、山で農業を営む立場としては、農薬の混ざった農業排水を海に流してはいけないと思っています。そういった意味でも、私たちにできることから、つまり農薬を極力使用しないということを実践しています。
■特別栽培農産物に積極的に取り組みます
「安心・安全」なみかん栽培に汗を流しています。でも、この取り組みは「知っていただいて」こそ、初めて皆様の心に届きます。客観的判断基準の一つが、「特別栽培農産物」だと思います。今後の取り組みとして武田屋の商品にはすべてQRコードを取り付け携帯でも手軽に、その農産物の栽培履歴(トレイサビリティー)を表記していきます。